一つのマウスとキーボードで複数のPCを操作できるソフト Multiplicity

一つのマウスとキーボードで複数のPCを操作できるソフト Multiplicity

今まではメインとサブのPCにひとつずつマウスとキーボードを接続していました。しかし、デスクが狭くなって邪魔なので1セットで両方のPCを簡単に操作できないかと色々調べたら、恐ろしく便利なソフトを発見して即導入。

複数のPCを一つのキーボードとマウスで操作しようと考えた場合、真っ先に思い浮かぶのが切り替え器。しかし、いちいち操作の度に切り替え器に手を伸ばしてカチカチするのはとても面倒。

何かもっと簡単でスマートな方法は無いかと思い見つけたのが、Multiplicityというソフト。簡単に説明するとこんな感じです。

説明

一つのマウスで液晶を左右行き来できるので何かと便利です。カーソルがある液晶側のPCでキーボードもきくようになっています。

メニュー画面1

ここの設定でクリップボードを共有できます。テキスト、イメージ、ファイルという項目があり、全部にチェックを入れたらどんなファイルでも複数PC間でコピペが可能になります。

よく使うのが、サブのブラウザで色々検索して情報やURLをメインのブラウザなどにコピペする、という感じ。また、画像をサブPCに入れといて必要な画像だけをメインPCにもってくるとかが可能です。

フォルダを共有設定にしておけばファイル自体は取り出せますが、手軽にコピペでポンという感覚がたまらない。

メニュー画面2

この画面で細かい操作を設定可能。あまり頻繁に片方のPCを使わないという場合は、ショートカットキーのみで切り替えるということも可能です。

また、ディスプレイの四隅を切り替え不可にしておくと、アプリケーションを閉じる際の誤操作が減ります。

メニュー画面3

メインとサブのディスプレイの位置によって、ソフト側も設定変更可能。

メニュー画面4

別のPCをメインにしたい場合など、メインとサブの関係もすぐに変更できるようになっています。

Multiplicityの詳細レビュー

まず、このソフトはシェアウェアです。もしかしたら切り替え器より多少高めかもしれませんが、使い勝手は格段に上です。

Multiplicityには二種類あって、スタンダード版が2台まで、プロ版が7台まで操作可能になっています。大体2台操作できれば十分だと思いますが、プロ版でもそんなに価格が変わらないので、3台以上のPCを操作する場合でもおすすめ。

難点はメインのPCの電源が切れているとサブPCを操作できないということ。サブのみを動かしたいという場合はちょっと不便かもしれません。

インストールは操作するPCすべてに必要です。以前USBで接続してPC間を操作する、というのを買ったことがあったんですが、重くて使い物になりませんでした。しかし、Multiplicityは全くそんなことがなく、サブPCにも普通にマウスとキーボードが接続されているような感覚で操作が可能です。

設定に関して注意するところ

  • 当たり前ですが、PCは同じルーターに繋がっていなければいけません。
  • ワークグループ名は同じにしていなければ駄目だと思います(ここでちょいつまずいた)
  • ウイルスソフトを入れている場合は、指定されたポートを空ける作業が必要です。

全くのPC初心者にはちょっと難しい部分もありますが、ヘルプを参照しながらやれば何とかなる範囲じゃないでしょうか。

デスクを広く使いたい、面倒なことは少しでも減らしたい、メインPCとサブPCを両方とも頻繁に使っている、などという人にはかなりオススメなソフトです。

Multiplicity

Multiplicityは複数のPCを特別な機器を用意しないで相互に接続することが可能! 従来のように複数モニタを1台のPCに接続するのではなく、各モニタをそれぞれのPC本体に接続し、1つのキーボードとマウスで操作することができます。

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